相続税の外国税額控除について

相続税の外国税額控除についてざっくり説明します。

 

1.相続税の外国税額控除

 相続遺贈、被相続人(亡くなった人)から相続開始の年に暦年課税の贈与により法施行地外(外国にある財産(=国外財産)を取得したときに、その国外財産の所在地国の法令により日本の相続税に相当する税が課税されたときは、その国外財産を取得した人は、その人の相続税額から一定額控除されます。

 

2.外国税額控除の計算

A:国外財産を取得した人の相続税額から贈与税額控除・配偶者の相続税額の軽減・未成年者控除・

  障害者控除・相次相続控除を控除後の金額。

B:国外財産を取得した人が相続または遺贈により取得した財産のうち債務控除後の金額。

C:国外財産を取得した人が相続または遺贈により取得した国外財産の価額の合計額から、その国外財産に

  係る債務の金額を控除した金額。

 

3.外国税額の換算時期

 国外財産の所在地国の法令により日本の相続税に相当する税額を邦貨に換算する時期は、原則国外財産の所在地国の法令による納付日の電信売相場(TTS)によります。

 例外として、送金が著しく遅延して行われるときを除き、国内からの送金日の電信売相場(TTS)によることもできます。

 

上記の内容は、平成29年11月21日時点のものとなります。

各個別的事案は各専門家へご相談されることをお勧め致します。

 

佐藤智明税理士事務所 https://www.satoh-tax.com/

税理士・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー

関東経済産業局 認定経営革新等支援機関

  

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