CFP®資格審査試験について

日本FP協会が実施しているCFP®資格審査試験を平成29年6月11日(日)及び18日(日)に全科目を受験し、その結果発表が平成29年7月19日(水)にありました。

 

日本FP協会 https://www.jafp.or.jp/aim/cfp/cfptoha/

 

結果は、6課目全課目一括で合格することができました。

 

日本FP協会の発表によると、

「平成29年度第1回CFP®資格審査試験を実施しました。今回の試験には7,111名が受験し、全6課目に合格した方は493名で、受験者総数に対する合格者輩出率は6.9%(前回の合格者輩出率は7.6%)となりました。また、6課目全課目一括の受験者数は228名で、12名(合格率5.3%)が見事に合格されました。」 とのことでした。

 

このあと、CFP®エントリー研修を9月、10月に受け、一番早ければ平成30年2月1日に認定されることになります。

 

以下は、私のCFP®資格審査試験に対する感想等を記載したいとおもいます。

厳しい意見も記載していますが、あくまでも個人的な感想です。

 

1、基本的な勉強法について

 時間と費用を天秤に掛け、私は時間が大切なので専門学校を利用し、かつ、通信で勉強をしました。

 勉強している時間は毎日朝4時くらいから講義を1本観ていました。

 電車の中でテキストをパラパラと眺めて、過去問は土日のまとめて時間の取れるときに解いていました。

 

 

2、金融資産運用について

 使用した教材等:TACの講義・テキスト・問題集、過去問4回分、日経新聞

CFP®資格審査試験の中で一番合格が難しいと言われてる科目です。

TACの講師の中では一番講義が聴きやすかったです。

 ただ、この講義だけで合格できたかと問われると微妙な気がします。 普段から、日経新聞に目を通していたから数点拾えたところもあったのも事実だとおもいます。

 友人の元証券マンで、この科目の過去の合格者に話を聞くことがあったのですが、「簡単でした。」と言われました(

 やっぱり餅は餅屋です

 

3、不動産運用設計について

 使用した教材等:大原簿記専門学校の講義・テキスト・問題集、過去問4回分、LECの宅建士のテキスト

 大原に受講相談した際に、宅建士の知識はあまり関係ないと言われました。 実際、過去問を解いた際に、宅建士ではあまり出題されない計算問題が中心であるため宅建士であることが有利にはならないとも感じていました。

 ただ、今年の試験は宅建士の知識があったことが有利だったとおもいます。

宅建士の受験の時に使ったLECのテキストを眺めておいてよかったです。

 

4、ライフ・リタイアメントプランニングについて

 使用した教材等:TACの講義・テキスト・問題集、過去問4回分、社会保険庁等のHP広義の社会保険、年金関係は、テキストだけではなく社会保険庁等のHPで確認し、自分なりに図解を作成しながら暗記しました。 

 TACの講師は、たまに基礎を説明しないで応用的な話から初めてしまうので、講義を聴いているだけではなくテキストを読み込む作業が必要でした。

 

5、リスクと保険について 

 使用した教材等:TACの講義・テキスト・問題集、過去問4回分

 TACの講師の中で一番相性が悪かったです。 正直、全部の講義を聴くのが苦痛で途中で聴くのをやめようとおもったくらいです。 実際、途中、何度も飛ばしましたが、、、(

どこが重要なのかわかりにくく、毎回、行き当たりばったりで話している様な講義で、正直、過去問を解いたときに、講義内容がほぼ役に立たないのは否めない。

 最後は自分の腹をくくってテキストを丸暗記する力技で受験に挑みました。

結果、この判断が功を制しましたが、精神衛生的には一番悪かったです。

 

6、タックスプランニングについて

 使用した教材等:大原簿記専門学校の講義・テキスト・問題集、過去問2回分、国税庁のHP

 講義を観る前にいきなり過去問を解いて合格点を超えることができ、かつ、時間も1時間半くらいで解けたので、講義は流してました。 改正をちょっと細かく確認したくらいです。

 税理士の受験及び実務の経験だけで十分でした。

 

7、相続・事業承継設計について

 使用した教材等:大原簿記専門学校の講義・テキスト・問題集、過去問2回分、国税庁のHP

 この科目もタックスとほぼ同じです。

 税理士の受験及び実務の経験だけで十分でした。

 

8、大原について

 当初、大原で不動産、タックス、相続・事業承継の3科目の申し込みをしました。

講義が各科目6回(4回が通常講義、2回が過去問の抜粋された解説)、レジュメ&過去問の抜粋集。

 レジュメはかなり薄いです。

内容は、過去問に出題された内容をまとめたようなものでした。 

 どの講師も講義自体は聴きやすいものでした。 ただ、板書が間違っていたりと少し不安の残る内容でした。

 税理士、宅建士なので、これでも対応できましたが、他科目はTACを選びました。

 

9、TACについて

 4月に金融、5月にライフとリスクをTACで申込みました。

講義が各科目8回(全て通常講義、過去問解説が必要なら別途申込みが必要)

 テキスト、問題集もそれなりにボリュームがあります。

大原に比べると、各科目とも少しクセのある講師だったきがします(笑

 

 

10、FPの勉強について

 専門分野が既にある方は、その周辺の知識を得るための勉強に適してる。

また、自分の方向性が決まっていない方が勉強して、金融に興味があれば証券会社等へ、保険に興味があれば保険会社へ、ライフであれば社労士へ、タックス・相続に興味があれば税理士へ、不動産であれば宅建士等へ、それぞれ進路を決めたりする参考になるかもしれないです。

 ただし、各専門分野の勉強は広く深くになっていくとおもいます(

余談ですが、FP1級・2級・3級更新が必要ないため合格後の知識の更新はその本人次第ですが、AFPまたはCFPの更新には単位が必要であり知識の更新は必須になります。

 

以上、何かの参考になれば幸いです。

 

佐藤智明税理士事務所 https://www.satoh-tax.com/

税理士/宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー

 

掲載の文章等の無断使用、無断転載を禁じます。
全ての著作権は佐藤智明税理士事務所に帰属します。